セルフケア
一番寒い時が一番元気? 寒いうちから始めるダイエットレシピ
2022.02.01
暦の上では立春を迎えたといえども、まだまだ寒い季節。
・朝はいつまでもお布団の中にいたい
・手足が冷たくて元気が出ない
・脂肪が増えすぎて春先にコートが脱げない気がする
などダイエットの悩みを持つ方が増えます。
冬って、なんとなく風邪もひきやすそうだし、空気が乾燥しているのでウィルスに感染しやすいからかな...?と思いがちですが、アーユルヴェーダでは「一番寒い時が一番元気な時」なんです。
気温と消化力の反比例の関係性
夏は気候も良くてたくさん出かけたくなるけれど、夕方にはぐったり...という方も多いのでは?
それもそのはず、気温は高くなればなるほど、人から体力を奪います。
それに対し、寒くなればなるほど、環境からも食事からも人の身体は滋養され、
元気になっていく。というのがアーユルヴェーダの考え方。
だから一番寒くなってくる冬至が一番元気で、一番暑くなってくる夏至が元気がない時なんです。
そして、アーユルヴェーダでは「体力」と「消化力」はイコールの関係性。
体力が一番高い冬は消化・代謝の力も高まり、体力が一番低い夏は消化・代謝の力は弱まります。
つまり、冬の寒いうちは元気に運動できて、ダイエットを始めるのに最高のチャンス!ということ。
春先にコートを気持ちよく脱いで、軽快な身体になりたい方は、寒いうちから少しずつ運動を始めましょう。
まずは朝晩の食事の後の散歩から
運動はどれくらいすればいいですか?
という質問をセッションでもよくお受けします。
その答えは「人それぞれ」がいつも正しくて、それは人が生まれながらにして体力の差があるからです。
カップラーメンを年がら年中食べていても消化不良にならない人がいる一方で、
一回食べただけで具合が悪くなる人もいるように、
毎日5kmのジョギングがみんなにとって身体に良いということはありません。
そこで目安としておすすめなのが「その日の自分が息が上がって、ちょっと汗をかいたらストップ」
すること。
アーユルヴェーダで運動は「代謝を上げて、消化をサポート」するためのもの。
汗をだらだらかいて、終わったらバタン!と倒れてしまう運動は労働に値します。
(プロで運動をやっている方にはお伝えできないことですが)
簡単に始めやすいのは、朝晩の食事の後の散歩。
だいたい8分ほど進んで、8分かけて帰ってきます。


冬の朝はこんな風に枯れた木の姿が美しいし、

海のそばに行ったら、夕方の散歩はこんな景色が見られます。
毎日仕事と生活のルーティンで同じ道だけを歩いていると目にしない景色を、
ゆったりと楽しむのが春を迎える時の楽しみです。
運動は苦手だからなあ、となかなかダイエットに踏み切れない方も、
まずは朝晩の軽い散歩から始めてみてくださいね。