クッキングレッスン

クッキングレッスン

アーユルヴェーダの学びは五感を通じて

アーユルヴェーダを学び始める時、学校に通学する人だけでなく、オンラインのレッスンを受けたり、本を読んだり、インドで治療を受けたりと様々な手法があります。「どんな風に学んでいったらいいですか?」とよく聞かれますが、私はリアルな場に通って、「体感する」ことを何よりも勧めています。

それは、アーユルヴェーダという一見難しい学問は、五感を通じて深めるべきものと考えているからです。

eatreat.の料理教室で店舗に通って学ぶことで得られることは「自分の五感を呼び覚ます」こと。
スパイスの香り、食材を煮ている音、包丁の動き、できたての料理の温もり。
嗅覚、聴覚、視覚、味覚、触覚、全てを総動員してアーユルヴェーダの料理を体感することができます。

料理教室に来る前と、帰った後の自分の身体と心の変化を知る。

本も書いてあるスパイス料理の手法や、アーユルヴェーダの食生活の良さを、ただ読むのではなくご自身の身体を通して変化を体感する。そこにアーユルヴェーダの学びの本質があります。

 

他者と対話で、反芻するように学びが深まる

店舗での料理教室は前半が講義。
後半は料理のデモンストレーションを行い、できあがった料理を食べるという流れで構成されています。

アーユルヴェーダの古典書に記載されている食生活の方法を、今の日本の風土に落とし込みながら、わかりやすくお伝えしていきます。このお話のわかりやすさは、eatreat.の料理教室で好評をいただいているものの一つですが、それ以上に良いと思うのは一人一人に話してもらう時間です。

テーマに合わせて、最近のご自身の不調または健康自慢を2-3分で話す時間です。
「身体を芯から温めるレシピの作り方」がテーマであれば、
具体的にご自身が感じる冷えについて話してもらう。

すると、
「足はいつも冷えててむくんでいるのに、頭は熱を持っているので寝つけません」という人もいれば、
「表面的には暖かい気がするのに、最近内臓が冷えててそれが原因で便秘だと気付きました」という人もいる。

一言で「冷え」といっても様々な人の体験を言葉にしてもらうことで、多面的に不定愁訴を捉えることができ、
ご自身を客観的に捉える力が身につきます。

「料理教室」というと先生と生徒、という構図ができがちですが、eatreat.の料理教室では隣にいる人の話も聞いて、それを鏡のようにして自分を知る場が出来上がっています。

 

大人になってできる、同級生との絆の尊さ

eatreat.の料理教室は、2021年の1年を通してアドバンスのクラスを設けました。
これは2020年にほぼ一年通った方が対象で、ベーシックと異なるのは毎月みんなの都合を聴きながらできるだけ全員が続けて参加できるようにしたこと。それからお話の内容も少し応用編とし、アーユルヴェーダのさらに深い世界をシェアするようにしました。

月に一度顔をあわせることでどんどん仲が深まり、毎回同窓会のような温かい雰囲気の中で進行しました。
毎月対話を重ねるので、同級生の体質や不調を崩しやすいポイントだけでなく、みんなの普段の仕事や暮らしも知るようになり、お互いがお互いを気遣いあう優しさが、何よりもその温かさの要因だったと思います。

これはアドバンスの最終回の皆さんとの集合写真。
(年末の忙しさで一部、参加できなかった方は含まれていません)

大人になって、仕事以外で新しい友達ができること自体、珍しいことなのではないでしょうか。
みんなが「またね」と声をかけながら名残惜しそうに帰っていく姿を見送る時、
本当に続けてきてよかったなあ、と先生としては心から思うのです。

2022年の店舗開催のクラスは、季節ごとのコース制になり、少なくとも3ヶ月は毎月同じクラスの子達と顔をあわせることになるので、こうした絆もますます増えていくと思うと楽しみです。

 

パーソナル・セッションも受けて、さらに理解を深める

2022年からの店舗開催の料理教室では、期間中にパーソナルセッションを受けていただくことができます。

パーソナルセッションは、eatreat.主宰でアーユルヴェーダカウンセラーの小林との一対一の対話です。

ご自身の課題に合わせて、60分の問診を行い、30分かけてアーユルヴェーダの智慧をもとにした食と生活の具体的なアドバイスをお伝えする時間です。

セッションに関する詳細はこちら

具体的なアドバイスそのものにも価値がありますが、普段はなかなか人に話さないご自身の生活の話や、お悩みを言葉にすること自体にもっと深い価値があります。

アーユルヴェーダにおける健康は、完璧な理想形を追い求めることではなく、揺らぎやすい自分を受け入れ、何かあった時に立ち止まりもとの自分に戻ることを指しています。カウンセラーを前に物語ることで、アーユルヴェーダの学びをさらに深めてください。

※セッションは任意のため、受けたくない場合は選択することができます。