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桜が咲いたからお花見に出かけたら、寒の戻りがあってまた冬のような寒さを感じる。
それが「花冷え」の季節です。

春はアーユルヴェーダのドーシャでは「kapha」(カパ)が優勢になり、
・停滞感
・鈍重感
・寝ても寝ても眠い
・鼻づまりなど、身体のあらゆるところが閉塞した感じがある
などの症状が現れやすくなります。

このカパ、冬からの蓄積で不調を起こすので、前の季節からの予防が大切ですが、春になってからも気をつけたいことがあります。
それはカパをこれ以上増やさないこと。

カパを増やすのは、
・身体を冷やすこと
・身体に詰まりやすいものを食べること
などがあります。

カパの身体に詰まりやすい食事は、消化に重たく、特に砂糖たっぷり、乳製品などの甘いお菓子です。ケーキ屋さんに並んでいるものすべて、そしてアイスクリームやヨーグルト、チーズなども含まれます。

一年中とは言わないので、こうしたものを冬の終わりから春にかけては控えて、運動をしたり身体を温めるように気をつけておくと、冗談ではなく本当に花粉症が軽減します。

 

絹の手袋でガルシャナマッサージの習慣を取り入れよう

そこではじめて欲しいのが、アーユルヴェーダのドライマッサージの手袋「ガルシャナ」
こちらから購入していただけます。

ガルシャナとは「摩擦」を意味するサンスクリット語で、絹の手袋で乾布摩擦をします。乾布摩擦というと日本では、寒空の下、ガシガシと古いタオルで背中をこするイメージですが、アーユルヴェーダではちょっと違います。

ガルシャナは絹(シルク)100%でできた手袋で行います。絹は人間の皮膚の構造と似た18種類のアミノ構造を含むので、肌への負担がありません。そのため皮膚が弱い方でも大丈夫。ただし、傷があるところや炎症が起きているところは避けましょう。

ガルシャナのやり方

・手袋をはめて、末端から心臓に向かって血流の流れを逆らうようにマッサージしていきます。強さは苦手でない程度に。皮膚が強い方はゴシゴシ強めにこすってみましょう。

・足からお腹、手から肩まで、お尻や腰のあたりもマッサージします。

・ガルシャナは脂肪除去の効果があるので、胸をマッサージすると小さくなってしまいますし、皮膚が弱い部分はあまりお勧めではないので、首と胸のあたりは避けておきましょう。また、痩せている方は心臓から末端に向かって血流の流れに沿うようにマッサージしてください。

ガルシャナを行う時間

・できれば朝晩、少なくとも朝起きたてで行うと代謝向上の効果もあっておすすめです。ガルシャナを行なった後にオイルマッサージをしたり、さらに入浴すると効果的。

ガルシャナの効果

ガルシャナはリンパや血液の流れが良くなるので、色素沈着が減り美肌になり、冷えも改善します。

・むくみ解消
・新陳代謝サポート
・便秘改善
・セルライトの減少
など嬉しいことばかり。

冷え性、むくみやすい人、春は特に身体がだるい人などにはぜひやってみて欲しいので、試してみてくださいね!

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