食養生のレシピ
ほのかな苦味を楽しむ ほうれん草のスパイスレシピ キチュリ
公開日: 2022.04.10 更新日: 2025.06.17小さい時は全然美味しく感じなかったのに、大人になるにつれてむしろ欲するようになる味、それが苦味です。
苦味はアーユルヴェーダでは毒素を排出する味覚。
春の山菜や、この時期に出回る葉物でほうれん草や春菊などにはたっぷり含まれています。
「苦味を食べると、身体の中が洗い流されるようだな〜!」
と思うのは、毒素が溜まっている証拠かもしれないですね!
(かくいう私も同じように苦味大好きな大人になりました)
今回は、寒い間にたっぷり甘みも蓄え、苦味だけじゃない良さを持っているほうれん草のレシピを2つ紹介します。
春こそスパイス料理を楽しんで。簡単で温まる炒めもの

<材料>3-4人分
- ほうれん草 1/2束(チヂミほうれん草がおすすめ)
- 胡桃 5粒
- ココナッツファイン 10g
- 米(バスマティライスがおすすめ)1/4cup
- 玉ねぎ1/8個
- 生姜 2g
- ニンニク 1g
- トマト 1/8個
- ギー 15g
- 岩塩 5g
- 黒胡椒 お好みで
- イエロームング豆 1/4cup
- ターメリック 2g
<作り方>
- ほうれん草は軸をよく洗い、熱湯で1分程度さっと茹でてザルにあげておく。
- フライパンでココナッツファイン、胡桃を空炒りし、茹でたほうれん草とともにミキサーに入れて撹拌し、ほうれん草のペーストを作っておく。
- イエロームング豆、お米をざっと洗って5倍程度の水とともに鍋に入れ、豆が指で潰せるくらい柔らかくなるまで煮込んでおく。ざるで水を濾し、お粥として好みの濃度まで水を足す。
- ほうれん草のペースト・玉ねぎ・ニンニク・生姜・トマト・岩塩・黒胡椒・ターメリックを米と豆の鍋に加えたら、一体化するまで煮込む。
- 味を見て仕上げてから、ギーをまわしかけて出来上がり。
春におすすめのスパイスミックス「トリカトゥ」をぱらりとかけると、ますます体感が良くなります。
キチュリはとっても簡単なレシピ!気軽に作って、養生に役立てて。

今回は春を意識して「ほうれん草のキチュリ」ということで美味しい苦味のあるリッチなレシピを紹介しましたが、キチュリは本来とってもシンプルな料理。何食か続けてキチュリを食べると、美味しくデトックスができますし、季節を問わずお腹を休めてリセットしたい時に取り入れて欲しい一品です。
こちらのスパイスキットでは、スーパーなどでは手に入りづらいスパイスや豆、バスマティライスなどの材料とともに動画付きレシピがセットになっているのでとっても便利。ぜひ使ってみてくださいね!