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小さい時は全然美味しく感じなかったのに、大人になるにつれてむしろ欲するようになる味、それが苦味です。
苦味はアーユルヴェーダでは毒素を排出する味覚。

春の山菜や、この時期に出回る葉物でほうれん草や春菊などにはたっぷり含まれています。
「苦味を食べると、身体の中が洗い流されるようだな〜!」
と思うのは、毒素が溜まっている証拠かもしれないですね!
(かくいう私も同じように苦味大好きな大人になりました)

今回は、寒い間にたっぷり甘みも蓄え、苦味だけじゃない良さを持っているほうれん草のレシピを2つ紹介します。

春こそスパイス料理を楽しんで。簡単で温まる炒めもの

<材料>2人分
・ほうれん草 1束(チヂミほうれん草がおすすめ)
・マスタードシード 小さじ1/4
・ギー 小さじ1
・岩塩 少々

<作り方>
・ほうれん草は水で洗い、水を切りすぎないでザルにあげる。
・手でほぐし、軸の部分だけ包丁で適当なサイズに切る。
・フライパンにギーとマスタードシードを入れて温め、パチパチと弾け始めたら蓋をして弱火にする。
・マスタードシードがまっくろこげになる手前で蓋を開けてほうれん草を水気がついたままざっと入れ、中火で手早く炒める。
・ほうれん草に残った水気で軽く蒸し焼きになったところで、岩塩で味付けをする。

ギーをマスタードシードオイルに変えたり、にんにくや生姜を加えても美味!アレンジも楽しんでください。

 

お腹の調子が悪い時にも嬉しい、ほうれん草のおかゆ

<材料>2人分
・ほうれん草 1束(春菊やパクチーをミックスしてもOK)
・炊いたご飯 1膳分
・生姜 ひとかけらみじん切り
・岩塩、ギー 適量
・トリカトゥ 少々

<作り方>
・ほうれん草をざっと洗い、包丁でざく切りにする。
・湯を沸かし、ほうれん草をさっと茹でる。ザルにあげ、ミキサーで撹拌する。
・鍋に撹拌したほうれん草のペースト、適量の水を火にかけて沸かす。
・沸いたら炊いたご飯と生姜のみじん切りを入れてさらに煮ていく。
・どろっとしてきたら岩塩とギーで味付けし、トリカトゥをぱらっとかける。

優しく炊いて、ギーも加わることで小さいお子さんでも食べやすくなります。
風邪の病み上がりや元気がない時に食べさせてあげてください。

トリカトゥについてはこちらをチェック!

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