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暑くなってくると、自販機やコンビニを見るたびに冷たい飲み物を買ってしまいがち。
でもいくら飲んでも喉は乾く乾く。
気づいた時には足がパンパン!なんてこと、ないでしょうか?

夏は外は暑いけれど、電車など公共機関では冷房がしっかり効いているし、その上で飲み物をどんどん飲んでいると内臓が冷えてしまいます。
これが夏の「隠れ冷え性」さん。便秘や生理不順、頭痛などの原因になるので要注意です。

夏の隠れ冷えやむくみ、食あたりにも効果的なコリアンダー

アーユルヴェーダを知っている人ならみんなが初夏に始めること。
それが「コリアンダー」でお茶を作ることです。

コリアンダーは、パクチーの種。
3つのドーシャすべてを鎮静しますが、特にピッタを鎮静するので夏向きのスパイスです。
辛味はなく、柑橘の仲間なのでタネを噛むとフレッシュな甘さがあるところが特徴です。

・利尿作用
・消化力増進剤
・味覚をよくする
・収斂作用
・目に良い
・心地よい
・熱病・喉の渇き・灼熱感・嘔吐・呼吸困難・咳・痔核・寄生虫・悪臭・傷に効く
とありますので、夏にありがちな次のような症状全部に効果が期待できますね!
・むくみ
・こもり熱
・食あたり
・引っ掻き傷
などなど。

ちなみに、小さい子供でもとれるスパイスなので、安心です。

コリアンダーでお茶を作って、夏バテ防止

コリアンダーシードのような「こもり熱に効く」スパイス&ハーブは他にも
・カルダモンシード
・ベチバー
・ローズペタル
・ミント
・レモンマートル
などなど様々あります。

スパイス=辛い、熱くなる
というイメージを一掃してくれる素敵なスパイス&ハーブを夏は味方につけましょう。

作り方はとっても簡単。

小さじ1-2杯を鍋で軽く乾煎りして、ポットに入れ、お湯を注ぐだけ。
その場ですぐ飲むこともできるし、ひと晩置いておけばゆっくりコリアンダーが抽出されてお茶ができ上がります。

ミントやバラとミックスして、日中のお供に

ハーブとのミックスはこんな風に。
こちらの写真では、レモンマートルを数枚ちょっとモミモミしてから加えています。
※ハーブはちょっとモミモミすると香りが出やすくなります。

お茶ができたらあんまり熱々だと夏はかえって疲れてしまいますので、ぬるめになるまで待ってから水筒に注いで、お出かけのお供に持っていくのはいかがでしょうか。
出先でちょっと喉が渇いたな、という時にひと口飲むと、清涼飲料水を何倍も飲むよりもずっと早く汗が引き、暑さが落ち着くのがわかります。

お子さんの野球やサッカーの練習のお茶なんかにもオススメなので、ご家族みんなで楽しんでくださいね!

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