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最近また増えているコロナ感染。
その型によっては喉の痛み、高熱、倦怠感など様々のようですが、いずれにしてもウィルスをキャッチするのは口であることがほとんどです。

なので、毎日の手洗い・うがいを丁寧にすることが何より大事。
そこで!今回はアーユルヴェーダ的なうがい薬「ターメリック&岩塩」をご紹介します。

 

肝臓ケアだけじゃない!美肌にも効く万能スパイス・ターメリック

二日酔いの時の栄養ドリンク「ウコンの力」などでみんな知ってるターメリック。

ウコンは実は日本でも馴染みがあり、石垣以南では昔から栽培されてきましたし、最近では新潟や北海道でも生産されている様子。その黄色い成分「クルクミン」が肝臓の代謝を助けるので、アルコールを摂る人の味方というイメージですよね。

アーユルヴェーダ発祥のインドでは、醤油くらい身近なスパイスです。
カレーにはほぼ100%入っていると言っても過言ではなく、いろんなものの薬効を良くし、食材の栄養素を一つにまとめて吸収しやすくする効果があります。
さらに、食べたものの毒素を消してくれる効果もあるので、インドの食卓には欠かせないんですね。

↑ウコン

さらに、
・肌色を良くする
・味覚を良くする
・皮膚病・糖尿病・血液組織病・消耗病・貧血・傷・毒・かゆみ・寄生虫・鼻炎・むくみに効く。
とあります。

あの真っ黄色の色からは想像もできないですが、この肌色を良くする効果から、アーユルヴェーダにはターメリック入りのフェイスパックとかもあるんですよ。塗ると一旦黄色くなりますが、乾くとだんだん美白になるという不思議なもの。
カレーを作っているときにエプロンや洋服にターメリックがついてしまうと焦りますが、洗って天日干しすれば必ず真っ白になるので、それを見れば安心してフェイスパックも使えるかもしれないですね。

 

抗炎症・呼吸器の予防に習慣化したいターメリックうがい

さらに見逃せないのが「抗炎症作用」と「呼吸器の症状の緩和」という効果が期待できること。
ターメリックはアーユルヴェーダのドーシャでいうと、ピッタとカパの鎮静をします。
ピッタ鎮静とは、炎症を鎮めるということ。
そしてカパの鎮静は、呼吸器周りの症状を鎮静するということになります。

そこで、毎日のうがいにターメリックを使ってみましょう。

ターメリックのうがい薬はターメリックと岩塩で作ります。比率は1:1という人もいるけれど、私はターメリック2:岩塩1で作ります。(あんまりしょっぱいのが苦手なので)

これを洗面所に置いておいて、お出かけから帰ってきたら「水50ccにターメリックうがい薬を小さじ1/4ほど」溶いてうがいするだけ。これだけで喉のウィルスキャッチの予防効果が期待できるだけでなく、うがいをすると結構さっぱりするので気分も爽快になります。

 

毎日のお料理にもターメリックを少しずつ使おう

ターメリックはカレーだけに使うもの、と思っていませんか?
確かに、苦味もあって、たっぷり使うには和食だと難しさを感じるかもしれません。
そんなに大量でなくても良いので、隠し味程度にターメリックを毎日使ってみましょう。

ターメリックの良いところはたくさんありますが、料理面で言えば「食材を早く柔らかく煮る」のをサポートすること。

お肉やお豆を柔らかくするのに役立つので、
・唐揚げの下地にちょっと入れる
・豆を煮るときにちょっと入れる
・生姜焼きに下味をつけるときに一緒に揉み込む
といった具合で使うと簡単です。

分量は2〜4人前に対して小さじ1/4〜1/2程度で十分。たくさん入れると黄色くなってしまうし、味もターメリックが主張するのでお勧めできません。

少量を毎日摂ることで、身体をぐんぐん強く、風邪をひきにくい状態に整えることができます。
ターメリックをもっと身近に取り入れて、暮らしの強い味方にしてみてくださいね。

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