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土用の丑の日が近づくこの時期「暑気払い」にかこつけてはビールを飲んでしまいがち。
キンと冷えて、シュワっと爽やかなビールは最初の喉越しはスッキリして美味しいものですよね。
でもあんなに冷たいのに、飲んでいるうちにどんどん頬が火照ってくる...

キンキンに冷えたビールは内臓は冷やすのに、アルコール成分で身体に熱がこもるので、他の季節よりも身体がだるくなりやすくなります。もちろん消化力も低下し、体温調節がうまくいかなくなる原因にもなるかもしれません。

夏こそ美味しそうに見えるビールですが、夏こそ控えめに行きたいところ。
そうはいっても、毎晩の晩酌の楽しみが...という人も、
もともとビールは飲まないけれど何かシュワっとしたものが飲みたくなる!
という方にオススメなのが「ライム」です。

砂糖水にライムを絞っただけでもクーリング効果大

インドをはじめ南アジア圏の国では砂糖水にライムを絞ったドリンクがあります。
簡単なのに飲むと口の中もスッキリして、ライムのキリッとした香りで目がさめる美味しさ。
でも、白砂糖たっぷりのお水に絞っているので、ちょっと身体が冷えすぎないか心配です。

香り豊かなライムとハーブのシロップを作ろう

そこで今回は、氷砂糖でライムをゆっくり溶かすシロップにして、程よいクーリング効果が期待できるドリンクを作りましょう。

用意するのは、
・ライム 10個
・生姜 50g(これはお好みの量で。50g入れると結構キリッとします)
・グリーンフェンネル 5g
・カルダモン 10-20g
・氷砂糖 1kg
です。これで1.5リットルのセラーメイトにちょうどの量ができます。

ライムを薄くスライス、生姜は千切りにして...

ライムと氷砂糖、生姜、スパイスを順番に重ね合わせていきます。
これだけでもいいし、

フレッシュのハーブをトップに乗せると、さらに香り豊かになります。
我が家にはレモンマートルの木があるので10枚ほど入れました。
フレッシュのハーブはこんな風に、軽くちぎってモミモミしてから入れると香りが出やすくなります。
他にはミント、フェンネルなどが合うと思いますよ。

 

常温で保存して、10日ほど溶かしたら出来上がり。
ソーダやお水で割って飲みます。
氷を入れなくても、熱や汗がスーッと引いていくから不思議。
どうしてもシュワっとしたものが飲みたい!暑い!という日もビールの代わりにこれを一杯、いかがでしょうか。

食欲がない時には岩塩をひとつまみ加えて

アーユルヴェーダで「酸味・辛味・塩味」はヴァータを鎮静し、排便を促したり、食欲を増進したり様々な効果が期待できる味です。
そこで、食欲がない夏バテの時なんかには、このライムシロップに岩塩をほんのひとつまみぱらっと入れて、それをソーダで割って飲んでみましょう。

食事の30分くらい前に飲むと、いつもより食欲がわいて美味しく食べられるかも!
やってみてくださいね。

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